タブレットなしで食事ができた
妻と夜今日のことを話し合っていた際、嬉しい話を聞いた。
タブレットで動画を見ながら食事をすることをやめられたらしい。
動画を見ながらだと、ながら食べになって、ただでさえ食が細く食べるのが遅い娘の食事が、さらに遅くなり結局食べ終わったのかどうかわからないまま、ダラダラする流れが普段の流れだった。
もちろんタブレットで動画を見せるくらいなら外で遊ばせたり、対話の時間を増やしたりする方がいいのはわかっている。
ただ、今の時代に子育てをしている者にとって、タブレットの恩恵を活用せざるを得ない気持ちに共感できる人は多いのではないだろうか。
目を離すとなにをしでかすかわからない、火中の栗のような我が子を一定期間釘付けにできる間にできることは数多い。
家事もそうだし、外にいて車や電車に乗っているとき、レストランに入った時など使い方は多岐にわたる。
もちろん、いろんな情報や言語を目に入れることができるメリットもある。
たまに娘も嫌なことがあると「ノー!」と言ったり、ママのことを「マミー」と言ったり、日本語もままならないクセに外国語を使うことがある。
でもデメリットとしていろんなことがながらになったりすることは否めない。適切な視聴距離も教えてもイマイチ理解できてないみたいで視力もきになる。
さらに充電が切れた、Wi-Fiが途絶えた、パケットの使用量が限界を迎えた等、娘の理解を超えたところで中断を余儀なくされると、大泣きされるのも困ったところだ。
そんな心配をして、食事の時でもタブレットなしでと思い、タブレットを取り上げると烈火の如く泣き出して、食事どころでは無くなるのがいつもの流れだった。
ただ最近は、少し鼻水が出るくらいの体調不良と、2人目が産まれて妻が育休中であることから、保育園からの風当たりが強いらしく、やんわりとくるなと言われているので、娘は1週間くらい家にいる。
好きな時に動画をみれる環境にいてタブレットに対する執着が少し和らいだのかも知れない。
とは言え一日中タブレットを見ているわけでもないようだ。
娘はタブレット以外でも家のおもちゃで遊んだり、お絵かきをしたり、外遊びも好きだ。
その為、部屋を壮大に散らかされ、気分で外に連れ出される妻としては疲弊する部分ではあるが、タブレットが好きなことのひとつ、くらいに思えてきてるのだろうか。
食事のスピードもあがり、食べる量も増えているみたいだ。