突然の別れ
いやー、まさか死ぬとはなー。
もし私のブログを最初から読んでくれてる人がいたとしたら「あれ?記事飛ばした?」とか思うかもしれませんが、たぶん飛ばしてないと思います。ちょっと前に入院して退院してきて、注射を何回か打たれ、アウトドアワゴンに乗ったり、ご飯を手作りしたりしてた矢先に逝きました。
ブログの記事だって11記事しか書いてないんですよね。もっと100記事とか200記事とかガシガシ書いて闘病する気まんまんだったんだけどなー。やー、わからないものですね。。
2019年の6月28日にケンプーは死にました。なのでいままでの記事の何件かは死後に書いていて、あたかもまだ生きているかのような体(てい)で書いています。そう考えると若干気持ち悪いですが、当時の記憶を風化させたくない、ケンプーとの思い出を大切にしたいという思いからそういう表現をしました。あしからず。
数週間前の話を掘り返すのはまだまだ胸が張り裂けそうになりますが、私自身が文章を書くと考えがまとまり、落ち着く部分もあったり、上記の通り風化させてたくないという思いもあり、そして同じようなつらい思いをしている人たちがいるとすれば少しでも励みになったり、共感できたりで気持ちが前に向いてくれればという思いも込めて書いてみます。
第一発見者はお嫁
うちの仕事のサイクルだと、どうしてもお嫁が先に家に着くのでつらい立ち回りをさせてしまいました。お嫁曰く、家について声を掛けても寄ってこなかったので、また奥の和室の犬用ベッドで寝てるのかと思ったらしいのですが様子がおかしいのにはすぐに気づいたそうです。
ゲージの横で舌をだしてぐったりと横たわるケンプー。よく見ると呼吸もしていなかったし、心臓も動いていなかったそう。
ただ、まだ暖かかったので私に電話をしてから病院に連れて行ってくれました。
私が行った時にはもう。。。
電話を受けた私は、大急ぎで会社の帰り仕度をして、「ケンプー死んだかも」とだけ心配してくれていた私の母親にLINEを送って、自転車に乗り、可能な限りペダルを回しました。
「なんで今なんだ」
「明日はケンプーをアウトドアワゴンに乗せて公園に遊びに行くはずだったのに」
などと思いながら涙と汗でぐちゃぐちゃになりながら動物病院の到着しました。
待合室にはお嫁が一人で待っていました。
「ケンプーは?」と聞くとお嫁が、
「今綺麗にしてもらってるから」と一言。
全てを悟りました。
お嫁が病院に着いた時には既にこと切れていたこと。
綺麗にというのは、口に綿を詰めたり、瞼を閉じたりするということ。
言葉にする言葉が見つからず、「そうか。。。」とだけ言って声を押し殺そうとして押し殺しきれていない、うめき声みたいな声を出して泣き崩れていました。
こういう時女性は強いもんで、人前だからということで気丈に振る舞うお嫁の態度はすごいと思いました。
その2に続けます。