図らずもセカオピ。噛みしめる現実
今まで少し遠くの獣医さんに行っていたケンプー。負担を少しでも減らすために最寄りのの獣医さんに紹介状を書いてもらって引っ越ししてきました。
新しい獣医さんにもケンプーを診てもらいながら、紹介状も読んでもらう。まあこの紹介状をもとに診断をしてもらうんだから当たり前と言えば当たり前なのだが、同じようなことを言われました。膵炎になっているだけでなく、肺にも大きな影が存在していること。それが転移巣であることがこの年の犬には、そこの先生の経験上よくあることとのこと。腎臓もエコーをみるとやはり先天的に腎不全になる可能性はやはりあるということ。対処療法的になるべくケンプーの痛みやつらさを緩和していこうということ。前の先生と今の先生で、はっきり言うところとオブラートに包むところが微妙に違いそれが少し心にきた。
前の先生は最悪な条件が重なると余命何ヶ月ですということははっきりいうけど、もう緩和の方に力を入れていきましょうみたいなことをはっきりいうような人ではなかったが、今の先生は余命とかそういった話は具体的にださないものの、治療というよりかは、緩和的なことに対して前向きに感じられる。もちろん悪いことではない。ケンプーにあう食事を一緒に探して缶詰をミキサーでドロドロにして食べさせてくれたり親身になってくれている。緩和の先には完治が待っているかもしれない。
なんとなくケンプーに対する心のベクトルが私と獣医さんでずれているような違和感を覚える。とはいえ先生の言うことをよく聞いて、たまにちょっとズルして笑、一生懸命ケンプーと一緒に闘病していくほかないので頑張るしかない。獣医さんとの違和感は私の気持ちが後ろ向きになっているからかもしれない。であればなおさら前をむいて頑張っていかないといけないなと思うところ。
救世主の陰り
これからもどんどんご飯を食べさせて薬を飲ませて元気になって矢先、困ったことが発生。ケンプー、鳥のささみに飽きる。鳥のささみならいくらでも食べる!よし!たくさんストックを作っておこう!というわけで紙でいうところのA4サイズくらいの大きさのタッパ二つ分めいっぱい詰め込んで、これでしばらくケンプーのご飯にはこまらないだろうと思ってあげたファーストバイトが「ぼく、いらなーい(ケンプー)」ときたものである。鼻先にどんなに近づけてもプイとそっぽを向かれてしまい困ってしまいます。
仕方ないので我々人間がサラダに和えたり、炒め物にしたりとなんとか食べてます。。