家族日記

海辺に住みたいロマンチストの主人、とろ。堅実に生きたいお嫁、まあこ。天真爛漫ベイビー、娘のしーこが、すい臓、腎臓、肺に病気がみつかった犬のケンプーと共に寄り添い奮闘するも、2019年6月28日に永眠。旅行、アウトドア、釣り、キャンプ、BBQ、DIYなんかをやりながらなんとか家族で立ち直っていくブログです。

自宅点滴と強制給餌と飲み薬

膵炎で入院するも、他に肺、腎臓も悪いことが判明したところでケンプーは無事に?退院。

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退院直後のケンプー。

入院中、人が近づくたびにここから出せ出せと文句を言ったり、水飲み皿をひっくり返したりと不満爆発していたみたいなので家に戻れて一安心といった感じでしょうか。

しかしそれだけ元気なんだからほんとに悪いのかね?などと思わせてくれるのは救いです。

 

 

処方された薬がなかなかハード

退院してきたはいいものの、そのまま普通の生活に戻れるわけでなく、普通の飲み薬3粒、点滴半パック、シリンジ(スポイトのようなもの)での強制給餌を2回(できれば3回)を1日のうちにやらないといけないものでした。

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飲み薬はすでに警戒心MAXなので、普通に口に押し込もうとしたらマジ噛みされるので困っていたのだが、捨てる神がいれば拾う神もいるもんで、対処法が現れるもんなんですね。救世主とりのササミ。今までドライフードもウエットも何をあげても見向きもしなかったケンプーがササミを見るや否や、むしゃむしゃと食べ始めました。これはチャンス!と言わんばかりにササミに薬を埋め込み一緒に食べさせたら、なんとか食べてくれました。よしよし飲み薬はいい感じ。

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次に点滴。点滴と言っても静脈を見つけて、とかではなく皮下点滴といって背中の皮をむんずとつかんで針をぶっさすというもので、おとなしく受けてくれたらそれでもいいんだけど、針を刺すのでやはり痛いらしくて大暴れをするので、針が抜けないようにヘッドロックをするように羽交い絞めにして、ケンプーの両前足を私の両手てしっかりにぎって15~30分待ちます。暴れるので私の手足にも傷ができます。

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最後に強制給餌。一本千円もする(!)R-1のようなペットボトルに入ったどろどろのフードをシリンジで吸い上げてケンプーにあたえます。もちろんすんなり食べてくれないのでこちらも羽交い絞め。点滴と違い高低差を意識する必要がないため(ケンプーを低いところに置いておかないと点滴が落ちて体内に入ってくれない)ケンプーをだっこするのが一番落ち着くという結論になり、抱っこの状態で口の中にシリンジの先をケンプーの口に突っ込み注入。少しは飲むけど、全部は飲んでくれません。食事の時間は10~15分程度ではあるものの、13.4kgのケンプーをその時間抱えておくのもなかなか腕力がいるみたいで、慢性的な筋肉痛が続きます。

 

そんな生活が毎日になるわけなので、一家で体調を崩さないように努めていきたいです。